記念日を祝ってくれない彼を変えるための3ステップ

誕生日、付き合いだした日、クリスマス…女性としてはちゃんとお祝いしてもらいたいですよね。
どうしても女性としては、「記念日を祝ってくれるか」を、愛情のバロメーターのようにとらえてしまうところがあります。

しかし、実際には記念日を祝ってくれるかどうかは男性の気持ちとはあまり連動していません。
どちらかというと、クセと文化によるもの。
記念日を祝う文化に触れていた男性は自然と祝いますし、そうでない男性は祝うということ自体ピンとこない物です。

といっても、記念日をお祝いする効果はいろいろとあります。
1つは、何気ない日常にメリハリをもたらすこと、また1つは、お互いの存在のありがたみを見直す機会となること。
たとえどちらか(女性側、ということもありますね)が重視していなかったとしても、ささやかでよいので何かしらのお祝いをするとよいと思います。

では、恋人に記念日を祝う文化がない場合、どうしたらよいでしょうか。

相手がこれまではしてくれなかったことを、やってくれるようになる

この方法は、記念日を祝うことだけにとどまらず、
相手がこれまでしてくれなかったことをしてくれるようになる方法です。

また、男性だけに効く方法ではありません。女性にも有効です。

たとえば、家事をしてくれない人、重たい荷物を持ってくれない人、夜の生活に応じてくれない人、
そんな人にも有効な方法ですので、試してみてください。

STEP1 やってもらいたいことを明言する

ハッキリ言って、「誕生日を祝って」と頼んで祝ってもらってもまったくうれしくはありませんよね。

ですが、いずれ言わなくてもやってもらえるようになるには、「ちゃんと言う」プロセスを経なくてはならないのです。

そして大事なことがあります。
それは、このお願いを、ハッキリ、明確に、指示のように伝えることです。

たとえば、「誕生日には●●の店に予約を入れて、プレゼントには●●がほしい」とまで伝えるのです。
サプライズがほしい、ほしいのはモノじゃない、気持ちだ、というのはわかります。

でも、こうすることが必要なのです。

また、1回「誕生日を祝って」と頼んでおいて、翌年祝ってくれなかったからと言って怒ってはいけません。
翌年もまた、同じような伝え方で祝ってほしいことを明言しなくてはならないのです。

これが例えば家事ならば、

「8時までにゴミ捨てに行ってほしい」
「浴槽を、洗剤をつけたスポンジでまんべんなくこすってほしい。排水溝の栓も裏側まで洗って、洗い流した後はどこにも洗剤が残っていないことを確認してほしい」

まで言わなくてはならないし、
「毎日ゴミ捨てに行ってほしい」ではなく、「今日もゴミ捨てに行ってほしい」などと伝えなくてはなりません。

なぜ伝えるの?

なんでも、やったことがないことに対して人は不安を感じ、その不安が「面倒」という心理を引き起こします。

ところで、やらなくちゃならないことがあるのになかなか体が動かない時に、タスクを細かく分けるという方法がありますよね。

「部屋を片付けなきゃ」と思うと体がなかなか動かないけれど、
「床に落ちている物を10個拾って、それを収納場所別に仕分けて、それぞれの場所に持っていこう。まずは10個拾うところからだ」と考えると、1つずつタスクがこなせるものです。

記念日を祝う文化のない人に「記念日を祝って」と言っても、何から手をつけたらいいかわかりません。
「まずは●●店に電話して、●時台の予約を入れて」と、具体的に伝えれば、たいていの人にはこなせるタスクになります。

これを繰り返すことにより、「記念日とはこう祝うんだ」と慣れてきます。そうなるまでは、具体的に伝えることを続けなくてはなりません。

それでも嫌な顔をするということは、タスクがまだ充分細かくなっていないのかもしれません。さらにタスクを細分化して具体的に伝えられるか検討してみてください。

STEP2 やってくれたことは絶対に批判しない

やってほしいと伝えてやってくれたことは、結果がどうあっても絶対に批判してはいけません。

「うれしかったけれど、お店は●●エリアの方がよかったな」などと言ってはいけません。

なぜ批判してはいけないの?

子どものころを思い出してください。

お母さんに「お手伝いして」と言われても、とても面倒に感じませんでしたか。
また、例えば突然家の中の床が汚れているのを発見したときなど、「お母さんが来るまで待とう」と、自発的には動かなかったことはありませんか。

この時の心理をよく思い出してください。
どうしてこの時自分で動けなかったのでしょうか。

それは、家事が「お母さんの領域」で、「やり方がよくわからない」ことだったからではないでしょうか。
例えば、家の中が汚れているから掃除したとしたら、あとでお母さんに「このタオルを使って掃除してはいけない」と言われるかもしれない、という心配が心の片隅にあったのではないでしょうか。

人間が動き出せない時、多くの場合「正解がわからない」ことが背景にあります。

もしあなたが批判をしてしまうと、相手は「正解がわからない」状態になってしまいます。
まずは、「やってくれたこと自体が正解」という状態を作らなくてはなりません。
「やれば正解」というハードルなら超えやすいですよね。超えやすいハードルは積極的に超えようとするようになります。

だからまずは「やってくれたから正解」というメッセージを送り続けます。

STEP3 喜び方に強弱をつける

やってくれたことを批判はしてはいけませんが、喜び方に強弱をつけるのはOKです。
毎回喜ぶ、しかもオーバー気味に喜ぶのは基本ですが、その時の嬉しさに応じて、飛び上がるほど喜ぶときと、抱き着くほど喜ぶとき、笑顔になるだけのとき、と変化をつけてみてください。

なぜ強弱をつけるのか

喜び方に強弱をつけることで、「すべて正解」であるというメッセージを送りつつも、
大正解と正解の差があることが伝わっていきます。

これは、日常生活をゲーム化する「ゲーミフィケーション」の理論と合致します。

ゲームは、気楽に遊べる中で、成功と失敗があります。だからこそ中毒性があってやり続けてしまうのです。
何かしてあげるたびに、強弱のあるポジティブな反応が返ってくると、
相手にとってあなたに何かしてあげることが「楽しいゲーム」のようになっていきます。

「これをしてあげたらどんな顔をするだろう」とワクワクしながら誰かに何かをしてあげる人は、
無意識の中に誰かに何かをしてあげることがゲームのようになっているのです。

まとめ

確かに、これはとても時間がかかる方法です。
ですが、おおよそこの他に、相手が自発的に何かをしてくれるようになる方法はほとんどないと思います。

この方法は
1.やり方を理解する
2.低いハードルを何度も飛び越える
3.やることが楽しいゲームのようになってくる

という心理プロセスを経ます。だから、記念日に限らず、様々なことに応用できるのです。

このプロセスをいつまで続けなくてはならないかというと、相手が自発的に行うクセがつき、かつどこかで楽しんでいる様子が現れるまでです。

非情に根気がいりますし、数年かかりますが、これから長い人生を共に歩もうと思う相手ならば、絶対に試す価値があると思います。