最後に好きな人がいたのはいつですか?
好きで好きで、寝ても覚めてもその人のことばっかり…つらいけれども楽しい、こんな感覚。もしかして、最後に経験してからもう数年以上経過してしまってないでしょうか。
なんだかんだありつつも、恋って楽しいもの。みんなが恋に一喜一憂して充実した時を過ごしているのを横目に、感情の起伏の少ない日々になんだかむなしくなる時もありますよね。
恋をしなくなってしまうのは、なにも特殊なことではありません。きちんと心理学的に説明ができる場合がほとんどです。でも、ただ運命の人が現れてまたあなたにトキメキを与えてくれるのを待っているだけでは、この状態から抜け出せないかも。楽しい恋ができるようなマインドに切り替えないと、このまま恋愛結婚するチャンスを逃してしまいます!
では、恋愛感情がなくなってしまう理由と取り戻す方法をご紹介します。
目次
原因その1 異性不信
「どうせ、理想の人なんていない」
「男なんて(女なんて)〇〇ばかり」
こんな諦めを抱いていませんか?
ルックスもよくて優しくて一緒にいて楽しくて安らぐ人・・・そんな人が現実にいるわけない!
確かにそうかもしれません。でも、諦めてばかりでは恋が始まりません。そこで、異性の、恋の、ちょっといい面にフォーカスするようにマインドをシフトしてみましょう。
異性不信の対処法
ネット閲覧時間を減らす
人間には、「よく接する情報がより正しいと考えてしまう」というバグみたいな性質があります。
飛行機に乗る方が車に乗るよりも事故に遭う確率が低いことはよく知られていますが、それでも飛行機に乗るのがなんとなく怖い、と言う人はいますよね。
飛行機事故は大きく報道されインパクト大きいものです。飛行機事故の報道を聞くと私たちの脳は、「よりインパクトのある飛行機事故の方が起こりやすい」気がしてしまうのです。
ネットはその匿名性から、過激な発言をする人がたくさんいます。とくに最近はミソジニスト(女性蔑視)やミサンドリスト(男性蔑視)のネット上での活動が活発で、見れば見るほど異性不信・人間不信になりそうな話だらけ。
恋をしたい人は、少しネットから遠ざかった方がよいかも。
「ひどい人に出会った」という話よりも「夫婦仲がよくてとても幸せ」という人の話が多く耳に入ってくるよう、掲示板やニュースコメントは避けて、ツイッターでは見たくない情報はミュートにするなどの工夫をした方がよさそうです。
他のグループの男性と接点を持つ
共感しコピーすることに特化した脳細胞を持った人間。自分が所属しているグループと似通った思考になるようにできています。
人間だれしも何かしらの集団に所属していますが、その集団では同じような価値観やキャラクターが共有されています。
「女性を大切にするステキな男性がいない」
そう感じる貴方の周りの男性は、女性を大切にしないグループである可能性があります。この集団の中で女性に優しい「変わり者」を探そうとしても骨が折れるだけ。
そんな時は違うグループと接点を探してください。サークル、習い事、友達の紹介などで世界を広げることが大切です。
諦める
諦める、と言ってしまうと残念に聞こえますが、そもそもあなたの理想と世間の男性の平均像が見合っていない場合は、どこにいっても異性に失望することの繰り返しです。
高い理想は悪いことではありませんが、結婚を優先するならば、理想を下げるため、ある程度諦めを抱くことも大切です。
「こんなもん。でもこんな何気ないことが幸せ」が幸せを呼び込む合言葉です。
原因その2 失恋恐怖症
恋ってかっこ悪いもの。失恋したらもちろん恥ずかしいし、好きすぎて暴走する自分は見苦しいし。
だからちょっとでも叶わないかもと思ったらすぐに身を引く、ほかの人に気持ちがバレるのを徹底的に嫌う。
恋することを恐れて、自分の気持ちをセーブしてませんか?
自分の気持ちを抑え込み続けているうちに、自分の感情がわからなくなってしまうものです。
失恋恐怖症の対処法
強靭な精神を身に着ける
恐いという気持ちを克服するには、精神力を鍛えるのが一番です。
最新の研究で、人間の意志の力は、筋肉のようにできているといわれるようになりました。定期的にある程度の負荷をかければ強くなりますが、一度に負荷をかけすぎるとしばらく使い物にならなくなるのです。もちろん、筋肉同様、強すぎる衝撃は傷となって残ります。
精神力に少しずつ負荷をかけるには
・定期的に知らない人と会う
・定期的に新しいことをやってみる
など、時々慣れないことをしてください。
鉄のように打てば強くなるというものではありません。少しずつ強くしていくように。
ダメを共有する仲間を作る
プライドが高いため失恋を恐れる人もいます。
失恋した自分が許せない、恋に振り回されるかっこ悪い自分が許せない、という人です。
そんな時は気の置けない学生時代の仲間と、恥ずかしい話の交換などして、かっこ悪くてもがいているのは自分だけじゃないと考えるようにするとよいでしょう。ドタバタ系の恋愛ドラマで勇気をもらうのも◎。
他人に恋の相談をする
失恋したらきっとみんなにバカにされる。
密かにざまミロ、と思われてるに違いない。
こんな恐れがある人は失恋を恐れ、恐れのあまり自分の感情を封じ込めるようになります。
そんな人こそもっと積極的に、自分の恋の話を人にしていきましょう。
まずは信用できそうな人から少しずつ。
案外優しい人が多い、信頼できる人も多い、と思えるようになったら、もっと自由に恋ができるようになるでしょう。
原因その3 満たされている
他の趣味などで完全に心が満たされているケース。
恋に目もくれぬほど満たされているというのは素晴らしいこと。でも、気づいたら何年も恋していなくて焦るなんてことは避けたいですよね。もしあなたが結婚適齢期ならば、後になって婚活していなかったことを後悔するかもしれません。
人生には様々な適齢があり、それを逃さないように、適齢は意識して行動したいもの(早く適齢などという縛りがない世の中になることを願ってやみませんが…!)。
実は推しが尊すぎることほど恋愛市場での危機はありません・・・!!
満たされすぎて恋していない時の対処法
事務的に婚活する
この場合は少し事務的に恋愛に臨むしかありません。月に会う人数とデートの回数を決めてこなしていくこと。
そして、デートでは自分の趣味の話を積極的にしてみてください。勢いよく趣味の話や好きなキャラの話をされて引く異性もいるでしょう。でも、その中で受け入れてくれる人がいれば、自然と相手への愛情も芽生えてくるはず。自分の趣味をさらけ出すのは、自分が愛せる人を探す絶好の手段でもあります!
原因その4 自信がない
自分自身が恋にふさわしくないと感じているときは、恋する気持ちも鈍ります。
自信ときの対処法
美容院に行く
キレイになれば一時的にでも恋愛市場に行ってみたいという気持ちが芽生えます。新しいコスメや服を買ったり、ファッション診断サービスを受けたりするのも効果的です。
まとめ
最近は、女性=いつも恋愛している、というイメージに対する反発から恋をしない人もいる印象があります。でも…恋はあなたの一生を決める大切な、大切なことです。1つの職場に勤めるのは40年、しかも何度も転職できます。結婚は60年以上続くことも。そして滅多に相手を変られません。恋は、就職の、何倍も、何倍も大切な決断をする前の準備なのです。決して軽視していいことではありません!
自分の意志で、自分のために、自分が納得のいく恋を探しましょう!!